1960年代
コンピュータ時代の扉を開く
経営・事業製品・商品
代理店組織化のためWOC活動を開始
1968(昭和43)年7月
新鋭電子卓上計算機「サコム」の販売を効果的に行うには、全国的な代理店組織のさらなる強化が不可欠だった。そこでマルブイ会を引き継ぐ形でWOC(Wholesales Organization Center)活動が展開された。1968(昭和43)年7月に本社、支店、営業所の担当者によるWOC会議を開いてその活動方針を固め、8月には代理店のセールスおよびサービスの担当者への研修、9月から11月には代理店の第1回セールスコンテストを実施した。12月には代理店とのコミュニケーションを緊密にする目的で機関誌「NJCサークル」を発刊。翌1969年1月には全国代理店大会を開催し、1970(昭和45)年に入ってから「ロタプリント」、NEAC電子計算機、バイデキスも併せての販売拡大活動を展開。同年6月には日本事務器代理店福祉制度を制定するなどして、代理店の活動を積極的に後押しした。