1980年代
PCが変える、働き方革命の時
経営・事業
医療関連分野の市場が拡大
1981(昭和56)年
当社は1981(昭和56)年度下期に、全国20の病院からコンピュータシステムを受注した。医療制度の見直しが国会で審議され、医療機関の経営体質の改善が求められた時期で、正確かつ迅速な医療事務と計数管理のために、コンピュータの導入を全国各地の病院が検討し始めていた。翌1982(昭和57)年の国際モダンホスピタルショウでは「NECシステム100/85」による病院情報システム「MAPS」の展示実演を行い、医事システムをはじめ薬剤管理、給食管理、調剤システムなどに携わる来場者の注目を集めた。この後当社は、医療関連市場への参入に力を入れていった。