1970年代

電子化の波に乗り新しい価値を創造する

経営・事業

2期連続の経常赤字に

1977(昭和52)年

 経営再建のため、当社は抜本的な減量経営を推進し、改善点として経費構造の改革、受注の改善、在庫の資金化を掲げた。上からの割当予算から自主予算の設定に改めたのがその一例である。1977(昭和52)年は営業利益が4期ぶりに黒字化したが、経常損益は2期連続の赤字となった。ただ在庫の圧縮、借入金返済などによる金利負担の軽減、固定費の圧縮により、経営状況は改善の兆しを見せ始めていた。

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