電子化の波に乗り新しい価値を創造する
経営再建の途上にあった1977(昭和52)年4月、日本電気の牧野又三郎取締役相談役が当社を訪れて従業員を激励した。「情報産業にはまだまだ発展する余地が十分にある。けっして悲観したり不安をもったりせず業績回復に全力をつくすように」と語りかけるとともに、資金、人、営業への全面支援を約束した。この来訪は、当社のポテンシャルへの期待とともに、社外から見ても待ったなしの状況であったことを物語るものだった。