1970年代
電子化の波に乗り新しい価値を創造する
製品・商品
「NEACシステム100」を発表
1973(昭和48)年8月
創業50年目の1973(昭和48)年8月には、新たな設計思想に基づいて開発された日本電気製「NEACシステム100」が発表され、同年10月に出荷を開始した。この新機種は自由度の高い拡張機能を備え、公衆通信回線につないだり、大容量記憶装置や多数の周辺機器と簡単に接続したりすることが可能となった。各種の実行管理プログラムも使用でき、しかも自動化と小型化を実現しながら低価格という画期的な小型電子計算機であった。発表会にはのべ7,000名の見学者が訪れ、短期間で500台を受注したが、その6割は当社の取り扱いだった。これは前機種「NEAC-1240」の実績を大幅に上回り、電子計算機の営業部門にとって過去最高を記録することになった。