1960年代

コンピュータ時代の扉を開く

製品・商品

電子式卓上計算機「サコム」の取扱開始

1968(昭和43)年4月

 幅広い市場開拓により収益性を向上させるため、電子式卓上計算機の販売を開始した。既に電子式卓上計算機は8社が参入し過当競争の様相を呈していた。当社ではその中で、1964(昭和39)年に早くも国産化に成功し業界の先頭を切って進んでいた三洋電機の新機種「SACOM(サコム)」を取り扱うことにした。「サコム」は初めてLSI(大規模集積回路)を製品に実用化した画期的な機種で、発売に先立つ新聞発表や展示発表会で多くの反響を呼び、1968(昭和43)年5月の出荷開始とともに好調なスタートを切った。

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