1960年代
コンピュータ時代の扉を開く
製品・商品
全国の自治体への啓発活動を展開
1967(昭和42)年10月
「マルチホルダーバイデキス」の発売とともに、当社は地方自治体を対象とした「マーケティングオペレーションVIC-A」を展開した。社内に行政事務近代化企画室を設置し、全国約3,000の自治体に必要となる行政事務関連商品を大々的に売り込む活動であった。1967(昭和42)年10月には、当社がそれまで幅広く接触してきた地方自治体を基盤とする相互啓発組織“市町村とNJCサークル”が誕生した。窓口事務をはじめとする自治体の各種行政事務を近代化するために、事務管理や情報処理という概念に基づいた知識や事例などを全国の自治体に提供する場であった。その機関誌「市町村とNJC」を発刊し、各種基本業務の処理方法をパッケージにした「NJC地方自治体パッケージ・システム」と解説書もまとめた。東京ほか各地で同システムの発表会を開催し、パッケージ・システムに必要な当社のコンピュータの事務機器を合わせて紹介した。