1960年代
コンピュータ時代の扉を開く
製品・商品
電算機の新機種「NEAC-1210」を発売
1964(昭和39)年9月
1964(昭和39)年には、電子計算機をはじめ当社が扱う新製品がまとまって登場した。1月には電子計算機の入出力装置「NECシステムズニアックライタ」を発表し販売を開始した。これは電算機への入力媒体となる紙テープを作成する装置であるとともに、紙テープから情報を読み込むことで伝票などを作成できる機能も持っていた。9月には日本電気製超小型コンピュータの新製品「NEAC-1210」を発売した。記憶容量が従来機「NEAC-1201」の2倍になり、パンチテープのコードを国際規格とした。11月には東京電気製「トステック加算機」の取り扱いを始めるとともに、代理店によるその販売体制づくりに力を入れた。同じ月には東独製高級大型オフセット印刷機「プラネタ」の取り扱いも始めた。