1960年代
コンピュータ時代の扉を開く
製品・商品
マルチパンチカードシステムを販売
1963(昭和38)年7月
1963(昭和38)年6月の組織機構改編で、機械部に販売4課が新設された。商品の多様化が目的で、なかでも新商品の「マルチパンチカード(MPC)システム」を販売するための部署である。このシステムは宛名カードをパンチするだけでなく、宛名カードの中から必要なものを自動選別してその宛名記録を複写することもできた。翌7月から取り扱いを始めたが、期待に反して販売実績は伸びなかった。その後1966(昭和41)年に同様の機能を持つ代替商品に切り換えて直売をしたが、これも目立った数字を残せずに市場から撤退した。