1950年代

進化する技術力で経済成長を支え

製品・商品

フォトラピッド複写機を輸入

1957(昭和32)年3月

 新規商品による業績拡大のさらなる試みとして、写真式複写機の輸入販売を行った。評価が高かったスイスのビュロゲレート社製フォトラピッド複写機を扱うこととし、複写機が注目されていた時期で社内の期待は高まった。1957(昭和32)年5月に丸ビル営業所で展示会を実施。焼き付けと現像を一貫処理するコンビ型と別々に行うセパレーツ型があり、三菱製紙のヒシラピッド感光紙を専用紙として合わせて販売した。同年10月には新鋭機も登場し、国産化も検討されたほどだったが、肝心の出荷台数が100台程度に止まり、期待に応える商品には成長できなかった。

pagetop