1950年代

進化する技術力で経済成長を支え

経営・事業

拡大3カ年計画がスタート

1956(昭和31)年

 創業30周年となった1954(昭和29)年はデフレによる不況期で、その影響で当社の業績も振るわず、赤字計上、給料の分割支給を余儀なくされた。その翌年からは景気回復の兆しが見られるようになり、1956(昭和31)年には当社の拡大3カ年計画がスタートした。具体的には一人当たりの売上増強、人事異動と新人の起用による人心刷新、増資などを実施することとした。同年6月には組織機構を改めて器械部を解体し、東京営業部の各販売課が商品を分担する体制にした。併せて営業部に地方課を置き、地方各支店との連絡調整と東京営業部管内の代理店業務を担当した。

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