1920年代
事務効率化の夜明け、革新の一歩を
経営・事業
事務機器の輸入禁止と円の暴落
1929(昭和4)年
1929(昭和4)年は、米国ニューヨーク株式市場の大暴落により世界恐慌が起きた年として長く記憶されることとなった。だが日本ではそれ以前、1927(昭和2)年から不況に突入し、企業の倒産が相次いだ。政府は国際収支改善のため輸入抑制・国産奨励策をとった。1929(昭和4)年には事務機器が輸入できなくなったことで、取扱商品のほとんどが輸入販売だった日本事務器商会には大きな打撃となった。既に海外から入荷したり、輸入を決めていたりした商品の代金支払いはドル建てで行う必要があり、円の暴落が追い打ちをかけた。