1920年代

事務効率化の夜明け、革新の一歩を

製品・商品

電報受信用カナタイプライタ約1,000台を納品

1927(昭和2)年

 逓信省に納入したアンダウッド社製輸入カナタイプライタは、耐久性に優れているだけでなく、印字が見やすいという特長を兼ね備えていた。それまでのカナタイプライタは貧弱な印字しかできなかったが、日本事務器商会では専門家の協力を得て、逓信省の指定文字よりも大きめのカナ活字を設計し、くっきりと読みやすい印字ができるようになった。その結果、電報受信用にまず400台の注文が入り、1927(昭和2)年までに合計約1,000台を納めた。

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